新しい風ヽ(´▽`)/

連続の投稿です。

8月中旬から、当教室の顧問として勤務していただくことになりました新しい先生をご紹介します。

JBDF東部元スタンダードA級 田中裕藏先生 です。

体に無理のないストレスのない踊り方を、わかりやすく理論的に教えてくださいます。

是非、レッスン受けてみたい!!という方いらっしゃいましたらご連絡下さいませ(^^♪

以下の文章、裕藏先生が書かれました。

シリーズ化いたしますのでお楽しみください。

モデルで山本先生も登場する予定です( ´艸`)ムププ




ダンスの考え方



--ダンスに必要な感覚--

1 はじめに

  このブログは、タイトルをダンス入門としようとした。しかし、入門には、ワルツ、タンゴ、ルンバ、チャチャチャなどの特徴を述べて、全体像を示すもの(概論)と、ダンスの基本を述べて、ダンスに関心を抱かせるもの(入門、通論)がある。本ブログは、ダンスを一通り学んだが、もっと深く知りたい人や、基本を理論的に理解したい人のための通論的なブログを目指しているが、事象の本質を探り、ダンスの機能的側面を理解して、ダンスの考え方を説明しようとするものであるので、タイトルをダンス愛好家のための「ダンスの考え方」とした。

 サブタイトルの --ダンスに必要な感覚--とは、五感のことではない。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五つの感覚であるこの五感は、「五感を研ぎすませる」とか、「読書という体験は、五感の働きと密着している(1)」などとしてよく使われる。また、このダンスに必要な感覚は、いわゆる第六感とも異なる。この第六感は、チャールズ・ダーウィンの「数学という第六感を持っていなかった」とか「第六感という独特の知覚力を持っている大江富江」などのように使われる。ダンスに必要な感覚とは、横隔膜を動かす内臓感覚、筋肉・腱・関節などが使われていることを感じる深部感覚、重力を感じる重力感覚、重心を感じる重心感覚、体重の重さで腱を伸ばし釣り合った状態を感じる慣性感覚、力点・支点・作用点を感じるてこ梃子感覚などの感覚である。これらの感覚を磨きダンスに取り入れるようにするのが、ダンスのレッスンである。

 外人と日本人の踊りを比べると何か感じが違うと誰もが抱く疑問がある(2)。この疑問に対して、「外国人は子供のころから踊っているから」とか「外国人のほうが体力があるから」などと日本人のプロは回答しているが、おそらく、外国人はスウィングの本質を理解しているのに対して、日本人はスウィングの現象を模倣しているところに違いがあるように思われる。また、外国人は内臓感覚(たとえば、マイケル・ニーダムは「横隔膜を下げろ」と言っていた)や、重心感覚(たとえば、ボビー・アービンは、「重心を感じろ」、「インバイトしろ」と言っていた)を重要視していたが、日本人はホールドをくずさないことや形にこだわっているところに違いがあるのではないだろうか。ちなみに、インバイトとは、力点・支点・作用点の3点を使って立つ必要がある(てこ梃子感覚)。そのほかにも、外人と日本人の踊りにはいろいろ違いがあるが、それを明らかにするのも今後の課題である。

 

(注)

(1)中島岳志著「半歩遅れの読書術」2018年6月30日(土)日本経済新聞、朝刊、30頁。

(2)内堀輝夫「ラテンダンスのための姿勢と体づくり」(ダンスファン、1986

   年 7月号21 頁)。

ルで山本先生も登場する予定です( ´艸`)ムププ

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